■無駄Pの無駄空間。

2016年4月13日 またまた上野。
2016年1月20日 また上野。
2015年12月28日 年末作業。
2015年10月16日 久しぶりの科博。



◆2016年4月15日(金) またまた上野。

前回上野に行ったという話をしたというのにまた今回も上野だよ。

3月8日から6月12日まで国立科学博物館で恐竜博2016を開催しているというので行ってまいりました。
行ったのは一週間以上前の4月6日だけど、今更まとめるこの遅さ。




去年発表された魔物みたいな恐竜、イー・チーくん。レプリカです。
なにがやべぇって恐竜が鳥に進化したのは有名だけど、こいつは鳥とはまったく異なる形の翼を持ってるってこと。
会場ではムササビに例えられていたけど、コウモリに例えられることも多い。僕はワイバーンだと思う。
「皮膜」の文字から分かるとおり、指と指の間に皮膜が張られてて、それで飛んでたらしい。たぶんハリーポッターに出てたと思う。
鳥と恐竜の中間ではなく、鳥とはまったく異なる方向の進化らしい。ほんと変な生き物。変すぎてネットで復元イラストとか探してもなんかみんなまだ試行錯誤中って感じだ。
どの程度の飛行能力があったかはまだ分からないらしいけど、今後の研究がほんと楽しみ。




今回の恐竜博の主役、2014年に発表された新しい復元のスピノサウルスです。
ジュラシックパーク3の主役にも据えられたスター恐竜です。

この新しい復元についてはにも書いてますが、改めて簡単に説明しますと今回の復元の新しい点は
・今まで未発見だった後ろ足が見つかったが、その後ろ足が随分短いらしい。
・そのため普段は水中で生活していたらしい。(半水棲動物であるということは、ワニのような歯であることから以前から言われてたのでそれを裏付ける。)
・陸上を歩くときは四足歩行だったらしい。(ゴリラみたいなナックルウォークだとか。ホントか?)

とまぁ、この復元のポイントの大部分が新発見の後ろ足の短さから推測されたものらしいのですが、
この新しく見つかった標本というやつが、既知の標本とは若干大きさが違うらしくてちゃんと大きさを合わせられているのかとか、
四足歩行してたにしちゃ前足がそれっぽくねぇんじゃねぇのとか、
そもそもただでさえ断片的だった既知の標本が戦火で失われている上に、他の部分だって近縁種からの推測じゃんとか、
まぁいろいろな指摘が出てるようだけど、一応スピノサウルス類の第一人者が手がけた復元ですから、現時点の学説を反映させた暫定的な復元として見る分には
十分楽しめるものだと思います。自分もけっこう嫌いじゃない。
たぶんまだしばらくは何回か復元変わると思う。化石全然見つからなくて情報足りてないらしいし。




そしてそのスピノサウルスの向かい側にはもうひとりのスター、ティラノサウルスのスコッティくん。

このスコッティくん、頭骨は2005年の恐竜博のときに一度来てますが、全身は今回初です。
ティラノサウルスの中でも特にデカイほうだとか。この復元骨格は最近作られたばかりだそうです。
こころなしかなんだかゴツい気がする。




スピノサウルスやティラノサウルスといった大物ばかりが目立ちますが、このカスモサウルスの赤ちゃんが何気に今回の目玉だったりします。なんと実物化石。
いやぁ、すげぇ綺麗だ。

恐竜の子供の化石というのはなかなか見つからないもんで、どんな姿をしていたのかとかほとんど分からず、
しかもどうやら恐竜ってやつは(つーか恐竜に限らずどの動物でも)成長過程で顔つきとかが思いっきり変わったりするらしいことが分かってきたということで、
近年恐竜の成長に関する研究が脚光を浴びるようになってきました。
代表的なのが前回の恐竜展で登場したティラノの近縁であるタルボサウルスの子供で、こいつが思ってた以上にほっそりした顔つきだったもんだから、
じゃあティラノの子供だってあんな「ジュラシックパーク2/ロストワールド」みたいな大人のティラノそのまま小さくしたみたいな顔なわけないじゃんって話になりました。

で、ティラノサウルスと同じ地域から発見されるミニティラノ的恐竜ことナノティラヌスってやつがこれまた厄介で、
普通に考えたらこいつがティラノサウルスの子供になるのかもしれねーけど、その割りにナノティラヌスは大人ティラノより歯の数が多いじゃんとか、
いやいや、成長に伴って減る可能性だって否定できねーし、個体差だってあるかもしんねーだろとか、
成長段階による変化じゃすまされない特徴もあるぞとか、いやいやこっちの特徴はティラノと同じだぞとかもうわけわかんねーよ状態です。
もう何年も議論が続いてて、しばらく決着がつきそうにない感じ。

そんなわけで、はっきりと種類のわかる子供の化石が出るというのは非常に重要なことでありまして、
このカスモサウルスの化石は今後の研究に大きく貢献するであろう貴重な標本なのです。






そして今度はパラサウロロフスの子供の化石(上)と成長した大人(下)。
この子供も実物化石。こいつもさっきのカスモサウルスと合わせて重要な標本です。

こいつは見比べてみると成長っぷりが激しくて、パラサウロロフス最大の特徴でもある巨大なトサカが生まれたときはまだ無いというのがハッキリ分かります。
ていうかほんと可愛いなこの化石。




2014年に発表された羽毛鳥盤類クリンダドロメウス。レプリカです。
ウロコの跡がすげ生々しい。
こいつもなかなかにヤバイ。こいつ鳥とまったく関係ないのに羽毛生えてるのだ。

恐竜は大きく分けて二つにわけられて、

・鳥盤類(アンキロサウルスとか鎧があるやつ、ステゴサウルスとか背中に板あるやつ、トリケラトプスとかなんか角あるやつなどなど。)
・竜盤類(アパトサウルスとかの首長いヤツと、ティラノサウルスとか肉を食うやつはこっち。あと鳥。)

で、このクリンダドロメウスは鳥盤類なのである。そして鳥は竜盤類。別々のグループなのだ。
恐竜ってやつがこの世に生まれてすぐにこの二つのグループがそれぞれ別々に進化を始めたわけだけど、
(正確にはこの二つのグループの分岐点から恐竜と呼ぶので「別々に進化したところから恐竜となる」という表現のほうが正しい)
それぞれ別のグループなのに片方の鳥に羽毛があって、もう片方のクリンダドロメウスにも羽毛があるとなると、
じゃあ、それぞれが一緒だったときから羽毛ってあったんじゃねーのって話になる。
つまり、まだ恐竜になる前から既に羽毛が生えてたって可能性があるかもしれない。あらゆる恐竜の共通祖先に羽毛が生えてたかもってことになる。
じゃあ下手すりゃその共通祖先ってやつから進化したあらゆる恐竜には羽毛があるかもしれないじゃんってのがこの羽毛のヤバさなのである。

とはいえ、鳥の羽毛とこいつの羽毛は似てるだけで別のものかもしれないし、だとしたら本当に鳥とは関係なくまったく独自に羽毛を生やすような進化をしたことになる。
鳥と哺乳類はそれぞれまったく関係ないけどどっちも寒いからモフモフになったし、こいつもそういうことじゃね?ってことかもしれんのだ。
正直そっちのほうが可能性高いような気がするけど、まぁどっちにしても大発見であることに変わりはない。
今後の研究が待たれる恐竜です。





とまぁ、こんな感じで見てきました。
いずれもここ数年で発見された恐竜とかばかりで、最新学説大集合って感じでした。
たぶん十年くらい恐竜図鑑とか見てない人からしたらもうワケわかんない世界観になってると思う。
特にここ数年で恐竜学は進歩のスピードがぐんと上がってるので、毎年大発見があったりするし、
「あの恐竜とこの恐竜結局一緒じゃね?」っていくつか消えたりするし、「やっぱり別じゃね?」っていくつか復活したりもする。ブロントサウルスもなんか復活してるし。
手しか見つからないまま50年も経過してもうみんなが諦めかけていたような恐竜もなんか突然全身出てくるわ、
気づいたらいろんな恐竜から羽毛が見つかるわでもう本当にジュラシックパークで騒いでいた時代から大きく様変わりしてます。

でもなんだかんだでティラノサウルスとかはそんなに変わらずカッコいいままだし、興味が少しでも湧いたらぜひ行くべきだと思います。
少なくともこの面子が再び日本に揃うことはまずありえません。
6月12日までやってます。


前回の恐竜博は上野での開催が終わった後は名古屋、大阪、熊本と開催場所を移してやってたけど今回はどうなんだろう。
(追記:カタログを確認したらどうやら大阪と北九州でやるっぽい。)
別の場所で同じものが展示される保障はないので(確か前回はいくつか変わってたはず)、多少遠くても来る価値はあると思うよ。たぶん。うん。

そういえば熊本の地震は恐竜博物館がある御船町にも被害が出ているようですが、博物館には被害は出てないのかな。
18日まで休館になるそうでちょっと心配です。一度行ってみたいんだけどなぁ。
被災地の一刻も早い復興を願っております。






今回はティラノ羽毛説は採用してないのね。

やるじゃん。






◆2016年1月20日(水) また上野。

年が明けて最初の日記更新です。
モデリングは前回の日記からまったくと言っていいほど進んでません。
正直寒すぎてやる気起きません。

昨日数年ぶりに歯医者に行ってきました。なかなか虫歯が進行していたらしく根幹治療が必要に。
やはり歯医者には定期的に行っておかないといけないね。


先週の金曜、久しぶりに(といっても去年の10月に行ってるけど)上野に行ってきました。
といっても今回の目当ては科博ではなく東京国立博物館のほうでした。



東京国立博物館では現在特別展「始皇帝と大兵馬俑」が開催中で、本物の兵馬俑(といってももちろん全部は持ってこれないので数体)や、
秦王朝のさまざまな青銅器や土器、始皇帝の宮殿からの出土品などが多数展示されています。
残念ながら写真撮影はできないのでここに写真を載せられないんだけど、中国史に疎い自分でも楽しめました。



もちろん科博のほうにも行ってきました。

科博では特別展「ワイン展」が開催中です。
といっても自分はお酒が飲めないのであまりワインに馴染みがないのですが、
ワインの作り方とか歴史とかいろいろ学べておもろいです。もちろん最後の特設ショップではいろんなワインが売ってます。


あと日本地下の一室では申年ということで、こぢんまりとサルにまつわる展示が行われてました。
本当にこぢんまりなので見落としそうになったけどここもなかなか面白い。
サルに関係する植物とかいろんなサルの仲間の骨格とか。




展示室の奥にはニホンザルの剥製をつかった展示が。


たぶんめでたいのだと思う。






◆2015年12月28日(月) 年末作業。

どうもご無沙汰してます。また前回の日記から二ヶ月も空いてますが、相変わらずこの間これといって書くほどのこともありませんでした。はい。
気づけば2015年もあとわずかとなりましたので、年を越す前に現況を軽く報告しておこうと思います。


現在は無駄ミクさんの改修作業を行っています。
本当は作り直す気はあまりなかったんだけどver2公開から1年以上経つし、やっぱり今見返すと粗も目立つので思い切って大きく手を入れてしまいました。

1枚目は現在配布中の無駄ミクさんVer2、2枚目は改修中のVer3となるものです。

顔はVer1からVer2へと改修を行った時にはほとんど手をつけなかったんだけど、今回はほとんど新造に近いです。
とはいえ目の位置や形などは変わってません。
おそらく一番変わったのが鼻の形状で、横顔のアウトラインは完全に別物になってます。Ver3のほうがアニメ的な横顔になっていると思います。
ただこういう横顔にすると鼻の横幅がやたら狭くなりがちなので、そういうのがあまり好みでない自分は無理やり横に広げてみました。
結果、なんかクローンウォーズとか欧米の3Dアニメでよく見るクドい顔になってしまいましたが、
この辺りは今後材質設定やテクスチャで調整しながら、なんとか印象を変えてみたいと思ってます。
あと口の構造も全然変わったね。たぶんこれもクドくなってる要因のひとつなんだろうなぁ。
というわけで、この顔は今後も大きく変わる可能性大。

手足はまだだけど、胴体部分はだいぶできあがってきてます。
とはいえ服がないので残念ながら現段階では画像を載せられませんが。顔同様ほぼ新造です。
頂点数はかなり増えそうだけど、もともとがやたら少なかったので重いモデルにはならないと思います。


あと今回はできれば服のパターンを増やしたいなぁという考えがあったりなかったり。
Ver2のときは本当はセーラー服とか作る予定だったんだけどうまくいかずに挫折してるのでリベンジを果たしたいです。
あと現状ある服が、ジーンズと黒いシャツにパーカーという今時男でもあまり見ないようなクソ野暮ったい服なので、
もうちょいシャレオツな服を追加してあげたいです。あ、一応パーカーバージョンも残すけど。

さすがにフリルがついたドレスとかそんな凝ったものを作れるほどの技術はないけれど、
今回は今までよりも服装に力を入れたいなぁ。(願望)

前回掛かった時間を考えると、今回の無駄ミクさんVer3の公開もおそらく2016年の年末辺りか、下手すりゃ2017年までいっちゃうかもなぁ。
今回の改修は前回以上に大掛かりなのでかなりの長期化を覚悟しておかねば。
リンレンとかも作りたいがなぁ……。




無駄ミクさん以外のモデルについてだけど、現状はまったく作ってないです。
一応放置中のがいくつかあるけど、完成の目処もないです。
一時期狂ったように作ってた恐竜骨格モデルも停滞中です。
作りかけのステゴサウルスがあるんだけど、ああいうのは瞬間的なテンションの高ぶりで数日程度で完成させるものなので、
資料の集まりが悪くて一旦休止してしまった以上、当初の瞬間的なテンションは完全に失われているので長期化は間違いなさそうです。
とはいえ最近は状態の良い標本の記載論文も出てきて資料は充実しつつあるし、いつかは完成させたいと思っています。


あと他にも去年からずっと放置しっぱなしのソユーズは……。
依然として放置中だけど、時々思い出したかのように少しずつパーツをいじってます。とはいえこのペースだと正直お蔵入りになる可能性大……。

その他ここに挙げられていないモデルについては絶望的とお考えください。
夏ごろちょっと作ってたイスとか家具系はそこまで手間が掛かるわけではないのでまだ希望があるかも。



そんなわけで、なんか今年はあんまり大したもん作ってないし、ろくに作業もしてなかったけど、
来年こそはちゃんとした動画を一つでも上げられるといいなぁ。


では、今年の日記更新はこれにて終了。
よいお年を!






◆2015年10月16日(金) 久しぶりの科博。

久しぶりです。これといって書く事もなかったので七月以来の更新となります。
特に何事もなく、健康に生きてます。はい。

先週の金曜、久しぶりに科博(国立科学博物館)に行ってきました。
実は今年最初の科博となります。最後に行ったのは去年の11月ですね。
いろいろ余裕がなかったこともあり、なかなか行く機会がありませんでしたが、
科博から友の会(年間パスみたいなやつ)の更新期限の通知が届いてたので、更新のついでにじっくりと見てくることにしました。

科博は去年の9月から今年の7月13日まで改修工事があり、地球館の展示の一部が大幅にリニューアルされたので、
リニューアル後としては初の科博訪問となります。

とりあえずここでは恐竜の展示を中心にリニューアルされた部分を簡単にまとめてみました。


まず地球館一階に入るとアロサウルスがお出迎えしてくれます。
このアロサウルスは日本で最初に展示された恐竜の実物骨格で、1964年からここ科博を象徴する展示物のひとつだったのですが、
ここ十年ほどは収蔵品になってしまい常設展示として見ることができなくなってしまいました。それがようやく科博に帰ってきたわけです。
正直周りのスクリーンがチカチカしてちょっと見づらいけど、やっぱりようやく帰ってきたアロサウルスを見ると感慨深いものがありますね。
ちょっと見づらいんだけどね。
写真もちょっと撮りづらいんだけどね。

ちなみにこのアロサウルスの後ろにあるのはひまわり1号の予備機だそうです。
周りには地球史をまとめた化石とかが並んでたり。恐竜関係だとエオラプトルと始祖鳥のレプリカがありました。




さて、お待ちかね地球館地下1階、恐竜展示室です。
去年リニューアル前に書いた日記と比べながらご覧ください。


まずはティラノサウルスから。
ティラノサウルスの骨格は以前までいたスタンからバッキーに変更。しゃがみポーズになりました。もちろんレプリカです。
スタンは地球館三階へと追いやられてしまいました。これについては後述。
また手前にあったカルカロドントサウルスの頭蓋骨はなくなり、その代わりシチパチの骨格が新たに追加されました。
後ろのアパトサウルスについては変更なしです。最近じゃこの標本はアパトサウルスじゃなく新属だという話もあるそうだけどね。どんな学名つくんだろうね。

バッキーはいままで収蔵品で特別展以外では見られる機会がなかったので、こうして見られるのも嬉しいんですが、
やっぱり一番イケメンなスタンがいなくなってしまったのは悲しい……。



そのスタンの反対側にはトリケラトプス(レプリカ)が。レイモンドじゃないです。
台の上に乗っててちょっと高いとこにあるんだけど、最近ホットな立ち方の復元なんかも勉強になります。
このトリケラが追加されたけど、以前からいるレイモンドくんは変更なしです。つまりトリケラトプスが二体に!



このトリケラトプスがきたせいで、ニッポノサウルスの骨格はいなくなってしまいました。
またパキケファロサウルスのレプリカ骨格も二体あったのですが、こちらは新たなものに置き換わりました。
世界で最も状態の良いパキケファロサウルスの実物化石、サンディちゃんです。
二体から一体に減ってしまったけど、レプリカから世界的に貴重な標本へと一気に大出世。今回のリニューアルで一番の目玉です。
今まであまり研究が進まず放置されていたようなので、科博がこの標本を購入したことを機に研究が進んでくれると嬉しいなぁ。


他のところは大きな変更はなし。ミクロラプトルのレプリカも追加されてたけど写真撮り忘れました。
エウオプロケファルスとステゴサウルスもそのままでしたが、エウオプロケファルスからスコロサウルスへと名前が変更に。
標本の見直しが行われた結果、スコロサウルス属が復活したようです。ヨロイ竜はよく分からん!


パノラマ写真を撮ってきたので全貌をご覧ください。



さて、前述の三階に追いやられたスタンはこちら。
後姿しか見えない……。

ここは子連れ専用のコーナーになっているので残念ながら入れず。
しかも子連れでも要予約だとか。すべり台とかあって遊ぶコーナーみたいな感じになってます。
残念ながら僕には子供はいないのでこうして裏から見ることしかできませんでした。

ちなみにスタンの足元にいるのはなんと子供ティラノ。
ティラノの子供の化石はまだ発見されていませんが、近年見つかった近縁のタルボサウルスの幼体化石を元にデジタルで復元を行い、
3Dプリンタで製作された世にも珍しいデジタル化石なんです。本当はこんな化石無いんです。
しかし理論上のものすら展示できるようになるとは、すごい時代になったもんだなぁ。

あーもっと近くで見てぇよぉ……。
スタンは福井や北九州でも見れるんだけど、どっちも遠いし、やっぱり科博のスタンが間近で見られなくなったのは寂しい……。
まぁ他の博物館にはいないバッキーが見られるからよしとしよう。



ちなみに僕が行った時には特別展はなかったのですが、日本館の方で企画展「世界のヒョウタン展」をやってました。
ヒョウタンなんてすげぇマニアックな題材だなぁと思いつつも展示室を覗いてみるとこれが意外にもおもろい。
やたら大きいヒョウタンとか小さいヒョウタンとか、丸いヒョウタンとか長いヒョウタンとかいろいろな種類があるだけじゃなく
世界のさまざまな文化圏でさまざまな加工や装飾が施されたヒョウタンたちがずらっと勢ぞろい。
水入れやカバンといた容器から帽子、楽器、祭具、電話までありとあらゆるヒョウタンの世界。
もっとちゃんと写真撮っておけばよかったなぁ。



というわけで久しぶりの科博探訪でした。
初めて金曜日に行ったんだけど意外にも空いていて大変よかったです。連休前だったからかな。
金曜は午後八時(入場は七時半まで)見れるので時間にも余裕を持って回れそうなので、次も金曜に来てみよう。





ついでに上野動物園にも行ってきた。
パンダが死んだように寝ていた。




哀愁を感じる。




inserted by FC2 system