■無駄Pの無駄空間。

2014年12月23日 アクロカントサウルス配布。
2014年11月30日 無駄ミクVer2.0、とうとう配布。
2014年11月25日 科博いってきたパート2。
2014年10月25日 デイノケイルスモデル公開。
2014年10月20日 恐竜モデルバージョンアップしました。
2014年9月21日 スピノサウルス骨格モデリング。



◆2014年12月23日(火) アクロカントサウルス配布。

前回ヴェロキラプトルだのオルニトミモサウルス類だのオヴィラプトロサウルス類だの竜脚類だの言ってたくせに、結局出来たのはまったく違うアクロカントサウルスでした。



配布ページはこちらです。



まぁこのアクロカントサウルス自体は以前頭骨を作ったまま放置してたので年を越す前に完成させておきたいとは思ってたんです。



6月のツイートですね。半年も放置してたのか。
頭作ったらめんどくなって放置してたんだけど、体を作り始めてみれば四日ほどで完成してしまいました。
さすがに何体も作ってきたので慣れてきましたね。この調子でバンバン作って恐竜博物館とか作ってみたいですね。
まぁモデリング作業ではなく資料収集でつまづくのでそう簡単にはいかなそうだけど。

でも今回作ってて恐竜の体の構造というのがある程度分かってきたので、頭以外はそこまで大量の資料というのは必要にならないかもしれない。
いややってみないと分からんけど。



おそらくこれが今年最後のサイト更新&モデル配布になると思います。違ったらごめんなさい。
一年振り返ってみると、いろいろ作ったような気がして結局大して作ってない年でした。
いろんなことやってみたり作ってみたりはしたけど、結局最後まで完成させたものは無駄ミクさんと恐竜くらいでどれも放置しまくりの脱線しまくり。
もともと計画的に何かをやるってことができない性分なので始めたことが最後までいくことはそうそうありません。

ほら見てこの大言壮語。


無理に決まってんじゃん。
あんたミク作るのにどんだけ掛かってんだよ。
というわけで来年の目標はもっとこぢんまりとしたものにしておきたいと思います。
でもまぁ、前回も書いたとおり「ボカロ家の無駄な日常」は続編作りたいね。ネタが思いついたらね。


それではよいお年を。








◆2014年11月30日(日) 無駄ミクVer2.0、とうとう配布。

かなり前からちまちま作ってた無駄ミクさんVer2がとうとう公開となりました。
それに合わせて動画も投稿しました。
なんと今年最初の動画投稿です。今年もう終わりなのに!明日から師走なのに!





配布ページはこちらです。


今年は幾度も脱線したけれど、ほとんど無駄ミクさんの改修作業ばかりしてたような気がするなぁ。
まぁその無駄ミクさんもなんとか納得のいくレベルに仕上がってこうして配布できたということで、ついに巣立つことができたわけで。
ようやく無駄ミクさん以外の作業に注力できるようになったというわけです。
無駄ミクさん自体は2012年9月から作ってるので、もう二年以上もやってたのか。こういう大きい作業がひと段落つくと達成感も大きいねぇ。
昔のツイートとか見返してみると当時の苦労しながらモデリングしてる様を思い出します。
この2年で随分と上達したなぁ。


さて、大きな作業が終わったということで、次は何をしようかということですが。
具体的に何がしたいとかはあんまりないんだけど、とりあえずMMD杯用の動画はそのうち作ってみたいですね。
さすがに今からだと次のMMD杯には間に合わないので当分先になりそうだけどね。

しばらくは恐竜骨格モデルあたりに力を入れようかと考えてます。
とりあえず比較的資料が揃ってきたヴェロキラプトルあたりから手をつけて、オルニトミモサウルス類、オヴィラプトロサウルス類、あと竜脚類あたりもいきたいところ。
ただ数を作るとなると予定を立ててもその通りにはまず行かないので、ヴェロキラプトル以降はどうなるか分からないって感じです。
特にオヴィラプトロサウルス類なんて資料が足りないにもほどがあるからね!

あ、でも「ボカロ家の無駄な日常」の続編も作りたいなぁ。あれを作ること自体は別に大変な作業ではないんだけど、ネタを考えるのに苦労するんだよなぁ。
やっぱり動画にするからには綺麗にオチがつく面白い話にしたいし、そういううまい脚本を考えようとするとやっぱりどうにもうまくいかない。
出来上がったとしても後になって「これは果たして本当に面白いのか?」とか思ってしまう。まぁそう思いながら投稿した第二話は何故かウケたんだけども。

どれから手をつけるか分かりませんが、こうやって書き出してみると無駄ミクさんが出来上がったからといって落ち着くわけでもなさそうですな。
せめて来年はもっとポンポン動画を上げられるようになりたいものです。








◆2014年11月25日(火) 科博いってきたパート2。

8月末の改修工事前に行ったきりだった上野・国立科学博物館に、日曜にまた行ってきました。
今回は改修工事中ということで残念ながらスタンにもレイモンドにも会えませんが、また別の楽しみもあるわけです。

今回のお目当ては企画展「ヨシモトコレクションの世界」です。
ヨシモトコレクションというのはハワイの日系人実業家、ワトソン・T・ヨシモト氏が世界各地で収集した動物の剥製のコレクションで、ヨシモト氏は晩年そのコレクション400点すべてを国立科学博物館に寄贈しました。
現在、科博の地球館3階で常設展示されているものはそのうちの一部で、すべてを展示しきれないため多くはつくば市にある収蔵庫に保管されています。
(年に一度、収蔵庫の一部が一般公開されるオープンラボが開催されるので、外部の人もそのときに中を見ることが出来ます。自分も今年行ってきました。凄かった。)

ヨシモトコレクションの詳細は科博の公式サイトで詳しく語られているので説明はこの辺にして、さっそく企画展の写真を見ていきましょう。


日本館一階に入ると、さっそくこんな光景が。
剥製の塔!
かっけぇ!
吹き抜けになっている中央ホールに剥製を積み上げるとんでもない発想。すげぇ。
地震とか大丈夫なんだろうか。




ひとつひとつの剥製の質も凄い。生きてるみたい。
サバンナシマウマです。
すべてアメリカのクラインバーガー社による剥製だそうです。




トナカイが上から見下ろしてくる……。




展示室に入って上を見ると鳥達の剥製も。
ハンターというのは大物ばかり狙うのが普通ですが、ヨシモト氏は野生動物の多様性を記録することが目的だったので鳥を始めとする小動物も多いです。




イランドとグリズリー。
イランドの顔を見ると、血管のふくらみまで再現されてます。どの剥製にもリアルに見せる細かい工夫をされており、剥製師のこだわりが伺えます。




ハンティングトロフィーの壁。
こうやってずらっと並ぶと迫力だなぁ。
それにしてもどいつもこいつもすごいツノだ。




こちらは全身の剥製。イノシシだけでもこんなにいるんだなぁ。




面白いものではサイの上半身というのも。意外に背は低いんだなぁ。




アフリカの草食動物たちとその捕食者。
ひとつひとつのポーズも凝ってるなぁ。
剥製なのにいきいきとしてますね。




展示室の一番奥にはバイソンが。
毛皮がすっごいモフモフしたくて触ってみたかったけどデカデカと「お手を触れないでください」と注意書きが。
この注意書きのデカさは完全に思考を読まれている




さて今回の注目はこの企画展だけじゃなく、改装工事に伴う展示の変更です。
地球館の工事で恐竜展示室は来年七月まで閉鎖されてしまうので、パキケファロサウルスとヒパクロサウルスが日本館一階に避難してました。
これまでの常設展示ではガラス越しだったので、こうして普段より間近で見れるのは嬉しいです。

ちなみに前回も書きましたが、このレプリカのパキケファロサウルスに代わって、実物化石のパキケファロサウルスが今度常設展示になるらしいですね。
どうやらその実物化石というのは、あの有名なサンディちゃんだそうです。
これでトリケラトプスのレイモンドに続いて、二人目の名前つき標本がやってくるわけです。すげぇな科博。
ちなみにこの写真のもサンディちゃんのレプリカです。レプリカがそのまま実物に置き換わるわけですね。
パキケファロサウルスの研究は化石があまり見つかってないこともあって進んでないので、これを機にいろいろと発展があるといいなぁ。




この骨格の前には、古生物復元模型作家の徳川広和さんの作品が三点展示されていました。
ネット以外で見る機会はほとんど無いので、こうして直接見れるのは大変嬉しい!
これもしばらくはここに展示されているそうです。
いやぁほんとよく出来てるなぁ……。こういうの作ってみたいなぁ。




展示が変わってるのは日本館だけではありません。
地球館地下二階へ行くと、去年の大恐竜展で展示されていたタルボサウルスが。
これは普段の常設展示にはいないので特別展以外で見れるのは嬉しいですね。

地球館は現在工事に伴いエスカレーターが使用できなくなってるのでエレベーターか階段でしかフロア間を移動できません。
エレベーターの使用をおすすめします。
予想以上に階段長いです。
足痛いです。



こんな感じで、閉鎖されてる部分もあるのでいつもに比べると物足りないですが、それでも普段と違った科博も悪くないです。
企画展「ヨシモトコレクションの世界」は来年1月18日まで開催中です。
常設展の入場料だけで見れるので、ぜひ行ってみてください。




足いてぇ……。








◆2014年10月25日(土) デイノケイルスモデル公開。

ついにデイノケイルスの論文が発表されましたね!
いやぁ、まさか生きてるうちに全貌が明らかになるとは、嬉しいなぁ。

ダウンロードはこちら



23日に論文が発表されてすぐに作り始め、今日もう配布です。自己最速記録です。
もしこのペースで作り続けられたら恐竜博物館ステージとかできちゃうだろうなぁ。
まぁ実際やるならどこかで根気が途切れるだろうけど。
でも作ろうと思えばすぐ作れると分かったし、今後もっと気軽に恐竜骨格作れるかもなぁ。

ティラノ以外の生体復元モデルも作りたいけど、あれはけっこう手間が掛かるので事前にかなり準備しないと難しいので、気軽に作れないのが難点。
他のモデラーの方みたいにもっといろんなモデルぽんぽん量産できるようになりたいです。

さて、次は何作ろうかなぁ。しばらく恐竜が続いたし、少し恐竜から離れて別のものにしようかなぁ。








◆2014年10月20日(月) 恐竜モデルバージョンアップしました。

かなり前からやってたティラノモデルの改修作業が無事終了したので、それに合わせて他の角竜モデルも合わせてバージョンアップしました。
あとついでにスピノサウルスも公開しました。

ダウンロードはこちら

まぁそんなわけで、史上最多の計12体の一斉配布です。正直モデリングより、モデル配布のための態勢を整えるのが滅茶苦茶めんどくさいです。
たとえば、どのモデルにも必ず説明書を同梱してるわけですが、モデルを更新したらそれも全部更新しなきゃならないわけです。
さらに、このホームページで使ってる画像も新しいモデルのものに差し替えなきゃならんわけです。
はぁーめんどい。
ぽんぽん新しいモデル配布するひとは凄いですわ。マジで。




まぁとにかく、ずっと溜まってた作業のひとつがようやく消化できたのですっきりです。
あと完成させなきゃならないモデルは無駄ミクさんver2くらいかな?(過去に作ってたソユーズとか村ステージは息抜きでやってたことなので完成させるか分かりません)

今年入ってまったく動画作って無いし、最後の動画からもう10ヶ月経つのでそろそろこぢんまりとしたものでもいいので、何か動画を作りたいところですね。
まぁネタが無いんですけど。
さっくり簡単に作れそうなネタがあればいいんですけどねぇ。


そういえばコラボとかやってみたいですね。コラボ。
もちろん十人とか二十人とか巻き込むような大規模なものじゃなく、4、5人くらいでちょっとしたものとかを。
といっても、気軽に人を募れるほどMMD界隈に親しい人いないんですけどね。
ツイッターですら自分から人に話しかけたりしないくらい人見知りですから。
人を誘うならSNSやら何らかのコミュニティやらに自分から突っ込んでいかにゃならんわけですよね。怖いですね。無理ですね。
オフ会なんてもってのほかですね。


そういや三年ほど前にけっこう大規模なコラボに誘われたことがありまして。
そのときはどのくらいの規模の企画なのか、ほかにどんな面子なのかをまったく知らないまま軽い気持ちで参加してしまいまして。
後になって他の面子を聞いたら、思わず参加したことに後悔しましたね。
もう一人残らず超有名Pで、そうそうたる面々なわけです。その中で自分ひとりポツンと浮いてるわけです。誰やねんと。
しかも自分のP名が無駄に長いので、完成品のクレジットで一人だけ悪目立ちするわけです。

いやーあれはホント恥ずかしいぞ!! マジで!! トラウマもんだぞ!!
一応関係者なのに恥ずかしくて完成品数回くらいしか見てないもん!
そして自分の担当箇所以外の完成度の高さにマジへこむ!!

というわけで、何か企画に誘われたときは、どのくらいの規模なのか、どんな人が参加しているのかをちゃんと聞いたほうがいいです。マジで。
今思うとなんで自分が誘われたのかわからん。
片っ端からいろんな人に声掛けて、まんまと引っかかったのが僕だけだったのかしら……。
まんまと引っかかってしまったのかしら……。

そんなわけで、もしコラボをやるにしてもこぢんまりと、よく知ってる仲間内だけでやるのが一番ですね。
マジで黒歴史を作りかねませんから。

っていうか誘える仲間とかいねぇし。
結局ぼっちは一人で細々とやってくしかねぇんだなぁ……。

生ハム食べたい……。








◆2014年9月21日(日) スピノサウルス骨格モデリング。

どういう気まぐれか、また違うものを作り始めました。
スピノサウルスです。


今月発表されたばかりの、ポール・セレノ博士による新復元です。皆さんご存知ジュラシックパーク3のスピノとは大きく異なる姿です。
かなり大胆な復元ということで恐竜ファンの間では大きな話題となってますね。


この復元の重要なポイントは以下の通り。
①背びれが二つの山なりとなっている。
②胴が長く、後足がかなり短いというプロポーションのため、二足歩行に適さない。(上の画像では二本足で立ってますがご勘弁)
半水棲で、陸上では四足歩行をしていた。
④全長が15mを超え、ティラノサウルスをしのぐ史上最大の獣脚類。


もともとスピノサウルスというのはかなり断片的にしか発見されておらず、最も状態の良い標本(といっても部分的だけど)は、第二次世界大戦の戦火で失われてしまったので長い間、謎に包まれた恐竜とされてきました。
今回、モロッコから新たに発見された化石から後足をはじめとするいくつかの新発見があったので、セレノ博士によって新たな復元が発表されて大いに恐竜界隈を盛り上げました。

ただ、今回発見された標本も部分的であることには変わらず、以前に比べれば多くのことが分かったものの、失われた標本に頼った復元なので依然として確実に言えることがそう多くないのが実情だと思います。

たとえば上述の②と③ですが、四足歩行をしていたなら、もう少し前足が四足歩行に適した形になっていてもいいような気がします。
そもそも後足が単に短いだけじゃなく、かなり細いので四足歩行であってもこの15mの巨体を支えられる気がしない、と作ってる間にも思いました。(まぁこの辺は素人の自分にはよく分からないけどね。)
この体型なら半水棲というよりはむしろ完全な水棲動物と考えたほうがしっくりくるような……。

とはいえこれまで獣脚類(ティラノサウルスとかの肉食恐竜連中)で水棲のものも四足歩行のものも見つかったことがなく、あまりに情報に乏しいので本当になんとも言えないんだけどね。
当然、研究が発展途上の恐竜ですから、疑問点が多いということはセレノ博士自身よく分かっていると思うので、現在の研究結果を反映した「暫定的な復元」と捉えるべきだと思います。
まだこの復元自体、発表されて間もないので、これから専門家による議論が重ねられて少しずつ真実に近づいていくんでしょう。

まぁ、細かいことは自分のようなにわかの話を聞くより、みなさん自分で調べていただいたほうがいいです。調べりゃけっこう出るし。





この復元がどれだけ正解に近いかはともかく、この復元カッコいいよね。帆の形とか斬新だし。自分は好きです。

そういや今回初めてニコニ立体を利用してみました。
今回のスピノサウルスモデルをちょっとヴィネット風に作り直して投稿してみました。


ニコニ立体、面白そうではあるんだけど、人が少ないのがなぁ……。
閲覧数20ちょいで毎時ランキングにランクインしちゃったし。
モデリングコンテストもあるようだけど、あまり盛り上がっている様子も見えず、いろいろと惜しいなぁ。

でもまた気が向いたらこうして投稿するかもしれません。はい。


このスピノサウルスモデルの配布はおそらく当分先になると思います。
ティラノサウルスや角竜モデルが改修を必要としている状況でして、それらのモデルのバージョンアップが終わるまではこのスピノサウルスも配布できそうにないです。
申し訳ありません。いつになるか分からないけど気長に待っててください。






inserted by FC2 system