超適当メタセコ講座。




第四話 押し出して押し出して、押し出せ!




◆フライパンをつくろう

↑完成予想図。 



今回はフライパンを作りましょう。


フライパンの形状を考えると、前回同様「回転体」を使えば作れそうですよね。
っていうか、実際作れます

でも今回はちょっと違った方法をとってみましょう。




とりあえず、「基本図形」の立方体を出してみましょう。





次に、「押し出し」コマンドを選択してください。





そして、立方体の面を一つ選んで、引っ張ってみましょう。




すると……。




ぬお! 面が飛び出した!

そう! 「押し出し」コマンドは文字通り、面を押し出してくれるのです!

逆方向に引っ張ると、逆にへこみます。押し出すのもへこませるのも、かなり使う手法なので覚えておきましょう。


どんどんどんどんこんな感じに押し出せます!




さて、とりあえずこれはいったん消して、下のような形のものを、「基本図形」と「押し出し」を組み合わせて作ってみてください。
必要に応じてその他のコマンドを使ってもかまいません。たぶん「移動」コマンドとかは必要になると思います。
 





次に、今つくったものを下の形に整えてください。
おそらく「移動」と「拡大」だけでできるはずです。




見て分かるとおり、これでフライパンの柄の部分ができてしまいましたね。
まったく、「押し出し」は便利ですねぇ。

残りのフライパンの器の部分は、前回の「回転体」で作れそうですが、
これも押し出しでやってみましょう。



ここからとりあえず操作しないでいいので、説明だけ見ててください。



基本図形の立方体から、上の面を押し出してこういう形をつくるとします。





そして、押し出した面を縮小します。





この面を、下の立方体の高さにまで下げてみます。





そして、この面の周囲の四つの面を、上に押し出します。



すると、下のような形になると思います。




なんか中に入れられそうな形になりましたね。
四角いコップみたいですね。

コップといえば、前回のコーヒーカップを思い出しますね。

コップが作れるということは、これを応用すればフライパンの器の部分もできるのでは……?



やってみましょう!



とりあえず前回同様、右上の「新規」ボタンで新規オブジェクトを作成し、フライパンの柄を非表示にしましょう。


そして、「基本図形」で円筒を選んでください。

図形の一覧の下に、「詳細設定」というボタンがあると思います。押してください。





すると、下のようなウィンドウが出ると思います。

「U方向」という欄に「8」と書かれていると思うので、これを「16」に書き換えてください



これは、16角形の円筒を作るという意味です。24に書き換えれば24角形にできますし、40にすれば40角形にできます。
前回同様、何角形でもいいんですが、ここは16角形にしておきましょう。


では、いつも通り「作成」ボタンを押して16角形を作成しましょう。



そして、下のような形にしましょう。



 


「範囲」コマンドで、上側の面だけ選択しましょう。
(「範囲」コマンドと、「投縄」コマンドは状況によって使い分けると便利という話を第二話でしましたね。ここが「範囲」コマンドを使う状況です!)




選択したら、キーボードのコントロール(Ctrl)キーを押しながら、「E」キーを押してみてください。


すると、こんな画面がでるはずです。



そう、見て分かるとおり、この方法でも「押し出し」はできるんです!

とりあえず「押し出し量」という欄に「0」と書き換え
その下の「押し出して出来た側面も選択」のチェックをはずしてください


そして「OK」を押すと、おそらく何も起こってないように見えるはずです。

でも、そのまま「拡大」コマンドを選んで、選択されたままになっている面を、縮小してください


すると、下のようになるはずです。





ここまでくれば、あとは分かりますね?

あとはこの周囲の16個の面を選んで、押し出すだけですね!


でも、16個も面を選択するのはめんどい……。

それに「範囲」コマンドでも「投縄」コマンドでも、この16個の面を同時に選択することはできませんね。


そこで、新しい選択コマンドを覚えましょう!

「選択」を選んで……。


表示されたウィンドウから、「ベルト」を選びましょう。




このまま、帯状に円を描いている16個の面のうち、どれか一つの辺をクリックしてみましょう。




おお、16個全部が一気に選択された!
(うまくいかないひとは、画像と同じ辺を選択してみましょう。)


これは「ベルト選択」といって、帯状に並んでいる面を一度に選択するという便利なコマンドです。



さて、このまま押し出しましょう!
そして押し出した後、「拡大」などで形を整えましょう!



これで器部分も完成です!


あとは前回同様、柄の位置と大きさを合わせ、色を塗りましょう!




フライパン完成!



さて、「回転体」を使っても作れるものを別の方法で作ったということで、
ここまで来たあなたには、「物を作るときに取る手順」に選択肢が生まれたはずです。
この選択肢があるというのが、モデリングにおいて非常に重要になってきます。

「こっちの方法のほうが楽につくれるけど、出来はあっちの方法のほうがいいなぁ」なんて悩みも生まれるとは思いますが、
それだけ作れるものの幅が広がったということです!


さて、練習として、前回のコーヒーカップを今回の方法で作ってみたり、
また逆に、フライパンを前回の方法で作ってみたりしましょう。







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